こんにちわ
レズビアンの恋人探しはRainbow connectionの恩河(おんが)です。
今回は第5回目のインタビューブログです。
本日は、なんと会員様の方からインタビューを受けると声をかけて頂きました。
沖縄県出身の40代 セブンさんです。
セブンさんは自分の話が、誰かのヒントになればいいなと。
そういうお気持ちで、今回お話してくれました。
ありがとうございます(^^)
では、早速行きましょう。
(セブンさんと記念写真取るのを忘れて、帰りに走って追いかけました〜〜無事パシャリ♪)
Qセブンさんは、どうして今回お話しようと思われたのでしょうか?会員さんのインタビューは初めてなので、声をかけて頂き嬉しいです。
自分の話をすることで、どこかで悩んでいる方のヒントになればいいなと思ったので、恩河さんに話してみようと思いました。
後、母校からも私に学校で生徒たちに、話をして欲しいという依頼もあったんです。
でも、新型コロナウイルスのこともあって中止になりました。
恩河さんにこれからお話することを講演会でもお話しようと思っていたんです。
私のこの年代は自分を隠すことが当たり前だったんです。
私は長女で、一人娘で生まれました。
小さい頃の私はスカートを履かそうとすると泣いていたと親が言っていました。
私の記憶の中には全くありませんけど。
きっと、小さい頃からそうだったんでしょうね。
思い返すと保育園のときから男子とよく遊んでいましたね。
人生でスカートを履いたのは制服のある中・高の学生の時だけです。
あのときだけでもスカートを履けてよかったと今では思っています。
自分のことを性同一性障害だと思い始めたのは高校生の時ですね。
高校の時、部活の女性の先輩に恋をしたんです。
自分でも恋だと気づかぬままに友達に話していると、友達に「お前レズだろ?」と言われたんです。
その時に、ハッとしたんです。
言ったらだめなんだ、おかしいことなのかもしれないと、この時から思うようになりました。
それまでは、特に考えたこともなかったのですが。
女性が女性を好きだということは周りにおかしい目でみられるということを高校一年生の時知りました。
(セブンさんから、岡山県産の柿を頂きました。ありがとうございます)
Qセブンさんは、これまでに男性ともお付き合いをしたことはありますか?
はい。
男性から告白されてお付き合いもしました。
周りの目も気になり、本当の自分を隠す為に付き合ったりもしました。
でも私はその時、男性になりたいと思っていました。
そういえば、恩河さんこんな話がありますよ。
昔、私の父が父の友人に「お前の長女は男みたいだな」と私のことをこう言われたことがあります。
父の行きつけのスナックにFTMの方がいて、女性でぴしっとかっこよくスーツを着ている姿の写真を父に見せられました。
父は友人に「お前の娘も将来こんな風になるんじゃないか」と言われたそうです。
私はこの写真を見た時に、すごく衝撃を受けました。
今でも、はっきり覚えていますね。
こういう人いるんだ。
自分だけじゃない。
そう思えました。
Q 周りに結婚についてなにか言われましたか?
はい。
もちろん、言われた時期もありますよ。
私達家族は親族と仲がとても良くて、私は両親に孫を見せたいという気持ちがありました。
若い頃は「結婚はまだか?」と周りに言われていましたが、実はその頃4年間付き合っていた彼氏がいたんです。
でも、私は自分の気持ちを偽っている部分もありその彼とは喧嘩も多かったです。
親にも結婚、結婚と言われていたので、私は彼を両親に会わせました。
でも、やっぱり自分の心に嘘はつけないと思ったんです。
このまま行くと本当に結婚になると思いました。
相手にも悪いという、罪悪感もありました。
なので正直に、私は女の人が好きだと言ってお別れしたんです。
その頃、私にアプローチをしてくれた女性がいました。
Q その女性とお付き合いしたんですか?出会いはどこですか?
出会い系サイトで出会ったんです。
そこで自分と同じような医療系のお仕事をしている方で、いろんな話をしているうちに仲良くなりお付き合いすることになりました。
彼女は県外出身の方で沖縄では一人暮らしだったので、私は彼女の家にいる時間が長くなりました。
そうするとね、、
よく出かけるようになるし、親も気がつくじゃないですか(笑)
で、親に聞かれたんですよ。
その時、彼女を「ただの友達」だと否定するようなことはしたくなかったし、同棲したい、一緒に住みたいという気持ちがありました。
なので、そのタイミングで意を決して母にカミングアウトすることにしたんです。
本当は女性が好きだということは墓場まで持っていくつもりで、言う予定はなかったんですけどね。
特に世間体を気にする家だったので、母にカミングアウトをする前に、私のことを理解してくれていた職場の主任に「もし、自分の娘にこんなこと言われたらどう思う?」と相談したんです。
主任に相談をしてから、背中を押してもらい、母にカミングアウトしました。
母に本当のことを伝えた時「あんた彼氏もいたさ。。レズビアンなの??」と驚いていました。
私は正直に、両親を安心させる為に彼氏を紹介したり、結婚をしようとしていたことなども隠さずに話しました。
まぁ、それが良かったのかは今でも、わかりません。
その後「あんたは結婚はしないんだよね?」と両親に確認されて、「男性とはしない」と答えました。
それからは結婚のことは言われなくなりました。
(イオンのブルーシールコーナー。セブンさんは大人なのでアイスに興味はありませんでしたが(´ε` )私はチョコレートとウベ(紅芋)が一番好きです♪県外の方にはウベをオススメします)
Q 今ではご両親とセブンさんはどういう感じなのでしょうか?
母と一緒に住んでいますが、腫れ物に触るような扱いなどはないですよ。
特に、何か言われることもないですね。
違う面で親孝行していけたらいいなと思っています。
今でもたまに母は「孫が欲しかった」と言っていることはあります(笑)
私は今姪っ子を可愛がることで十分、満たされていますね。
「自分は女ではない」とこれまで自分の女性性を否定していましたが、30代後半くらいからやっと受け入れることができるようになったんです。
人はみんな「男性性」と「女性性」を持っていることを知ったからです。
今は49歳になりましたが、無理に結婚しなくてよかったと本当に思っています。
こういうことを自分と同じ悩みを抱ええいる人がいたら伝えたいです。
Q ちなみにその後、セブンさんと彼女さんはどうなったんでしょうか?
結局その当時の彼女とは、3年同棲したのですがすれ違いが原因でお別れしました。
Q セブンさんはこれまでの彼女さんにとってどんな恋人だったのでしょうか?いつも付き合ったら言われる言葉とかありますか?
うーん。そうですねぇ。
「オヤジギャグばっかり言っているね」「面白い」とこれまでの恋人からは言われていました(^^)
父親が常に親父ギャグを言っていたので、自分もそうなったんですよ〜
だから、私の親父ギャグを笑ってくれる方がいたらいいなと思います。
あと、私は料理や家事が少し苦手な所があるので、料理が好きな方と出会えたら嬉しいです。
Q これから社会がどんな風になるといいなと思いますか?
みんながみんな、自分らしく生きられる世の中になるといいなと思う。
性別は個性だと思います。
今でもたまに、こんな感じで髪も短いし「あんた男ね?女ね?」と聞かれることがあるんですよ。
昔は「なんで決めないといけないのか」とイラッとしていたんですけど、今は「そうだよねー」と言える大人な自分になっています(笑)
この髪型を「いいね」と褒めてもらえることもあるんです。
(短い髪の毛、ビシッと決まっていて素敵なヘアースタイルです!)
だって、これは人の視線を引きつけているポイントだからオッケーなんです。
仕事の面接のときにもこの髪型を「自分のセールスポイントです」と言いました。
すると笑われました\(^o^)/
職場のおじーおばーにも、「あんたいきが(男)ね?いなぐ(女)ね?」と聞かれることがあって私が「両方」と答えると「だー。◯ん◯ん見せれー」と言われるんですよ〜〜(笑)
でも、認知症の方とも関わっている仕事でもあるからか、誰かの記憶に残りたいって思うんです。
私は、人と違うからこそ、誰かの印象に残ることができるんです。
覚えてもらえるから、むしろ良いことですよね。
「記録よりも記憶」野球選手の新庄も昔そう言っていました。
恩河さんは、新庄って知っていますか?
(はい、私は新庄の記録は知りませんが、面白いインパクトがある方なので記憶にあります。好きです)
49年生きてきて今一番、思うのは誰かの記憶に残りたい、ということです。
私、スーパーでも知らない人に声をかけられることがあるんですよ。
嬉しいですね!
(記録よりも記憶にのこる byセブン)
Q セブンさんは今、恋愛はしていますか?
目の保養と言うか、憧れている人はいます。
姉のような、私の心の支えと言うか、私に元気をくれる存在です。
長年、この方に片思いというのか、、
まぁ、そういう状態ではあります。
だからこそ、未来のある方と出会いたいと思って入会したんです。
いい出会いが欲しいです。誰かと一緒に住みたいですね。
だから恩河さんよろしくお願いしますね。
いろんな人がいて大変だと思うけど、よんなー(ゆっくり)よんなー(ゆっくり)してくださいよ、頼りにしていますから。
(はい、私もがんばりますね、気合いれなきゃーーー)
(仲良くなりました〜〜)
この日私は、セブンさんから素敵な言葉と、エネルギーをもらいました。
とてもパワフルで「今が一番幸せ!」と生きているセブンさんは輝いていました。
帰宅して午後のオンラインデートの準備をしていると、セブンさんからメッセージが(^^)
いつも、応援してくれるセブンさん。ありがとうございます。
インタビューで自分のことを話すということは、いろんな気付きがあります。
私は、誰かのお話を聞いたり、インタビューをすることはヒーリングだと最近感じています。
皆さん、インタビューの後新しい気付き、発見があると言うからです。
自分のお話をすることで、自分のことを癒やすことができます。
過去の自分を振り返りながら「よく頑張ったね」「今はとっても幸せだよ」という気持ちになります。
自分自身を見つめる。
自分を大切にする。
それは最高のヒーリングです。
恩河さんのインタビューヒーリングを受けたい方は(笑)
会員様も、会員様でない方もご連絡下さい。
あなたのお話は、誰かに届いて、その方にとって大きな力となります。
さらに、家に帰るとセブンさんからもっと伝えたいとメッセージがきました!
中途半端上等!すごい伝わってくるセブンさんの思い〜〜!(^^)
今日はセブンさんからたくさんの名言と、元気をもらいました。
会員様でセブンさんとオンラインデートしたいという方は私にLINEしてくださいね。
本日も、長くなりましたら最後までお読み頂きましてありがとうございます。
また、次のブログでお会いしましょう。
お楽しみに〜
沖縄にお住まいのマイノリティーさんへインタビューのお願い
過去に女性とお付き合いをしたことがある女性。
女性が好きな女性。
セクシャルにお悩みの方(レズビアンさん以外でも)
自分のセクシャルがわからない。
誰かに話を聞いて欲しい方。
恩河に話を聞いて欲しい方。
もし、よかったら1時間程お話を聞かせて頂けませんか?
もちろん、インタビューは匿名ニックネームです。
私にも本名は明かさなくていいですよ。
ご連絡をくれた方の近くまでおんがが行きますので、ご協力お願い致します。
会うことが難しい方や沖縄県外の方はLINEのテレビ電話、ZOOMでもできます。
報酬は飲食代をごちそうさせて下さい。(オンラインの方は報酬ができず申し訳ありません)
LINEから、お問い合わせお待ちしております。
あなたのお話で、救われたり、共感したり、大きく人生が変わる人間がいるかもしれません。
あなたの存在、感じていることは、とても大切です。
✿過去のインタビューブログはこちら。こちらも是非御覧ください✿
①インタビューブログ「日本人は人と違うところを指差すけど、海外の人は共通するところを探す」
②「この世界は生きていきにくいと思ったし子供が欲しかった。でも結婚生活は長く続きませんでした」
③ゲイの友人は父親に打ち明けると勘当されて、無茶な出会いを繰り返しAIDSに感染しました。
④「オープンに包み隠さず、好きだと思ったら好きだと言う」26歳FTMのTさんにお話を聞きました。