元看護師。
2020年レズビアン結婚相談所を立ち上げる。
沖縄県を中心に女性同士の出会い探しの困難さ・危険と隣り合わせの出会い方が多いセクシャルマイノリティーの社会問題を痛感し、問題を解決すべく取り組んでいる。
私はこの活動を初めて、多くのレズビアン・バイセクシュアル・クィア・FTM・トランスジェンダーという、セクシュアルマイノリティーの方々と出会い、お話をさせていただきました。
そして、これまで知らなかった現実に直面したのです。
女性同士の出会い探しはSNSやアプリ・掲示板といったものが主流ですが、女性になりすまして女性と出会おうとする男性「ネカマ」が多いこと。
また、実際に待ち合わせ場所に男性が現れたり、会う約束をしても待ち合わせ場所に現れずにメールのやりとりを続ける「サクラ」に多額の支払いをした女性など、リスクの高い出会い探しを強いられている状況を目の辺りにしました。
同性愛者であることが原因で、家族と疎遠になったという方も少なくありません。
セクシュアル・マイノリティーの方々の生きづらさ・孤独は図りしれず、精神的、身体的な病を引き起こしている方々もいます。
私自身、母親になったことで、子どもたちの未来がもっと生きやすいものであって欲しい、自分らしく生きることができる社会になって欲しいという思いが強くなってきました。
SDGsでジェンダー平等の達成は目標5で掲げられていますが、今の日本は「誰も置き去りにしない」という現状へはまだまだ程遠い状況です。
私が感じて、知り得たことを多くの方に知ってほしいと思っております。
インターネットをよく知らない、幅広い年齢の皆様にもセクシャルマイノリティーの方々は身近な存在であり、「一人ひとりが生きやすい社会へ」というテーマで、ラジオでも当事者の皆さまをゲストにお招きし情報発信しております。
沖縄県那覇市銘苅1−3−41レゼルアッシュ5D