沖縄県からハイサ〜イ。

レズビアンの恋人探しはRainbow connection(レインボーコネクション)

マッチングコーディネーターのおんがです。

本日は沖縄県に住む、女性にお話を聞いてきましたのでそのインタビューをみなさんにお伝えしたいと思います。

 

私はこのように「レズビアンの恋人探し」という活動をしておりますが、当事者ではありません。

周りにレズビアンのお友達もいないので、ジモティーでインタビューの協力依頼をしたところある一人の女声がメッセージをくれたのです。

本当にありがとうございます。

 

今回インタビューさせて頂きましたのはMさん・40代・九州出身の方です。

現在は沖縄県に移住しカフェでお仕事をされています。

那覇の農連プラザにて待ち合わせ致しました。

Mさんに私とシーサーの2ショットをとってもらいました(笑)

ひーやさーさー!

 

 

おんが インタビュー レズビアン

 

大平通り商店街

 

 

では、早速参りましょう。

 

 

Q Mさんは周囲にカミングアウトしていますか?

 

はい。父以外の家族には言っています。息子も知っています。

割とオープンにしています。

 

Q Mさんはこれまでもずっと女性とお付き合いをしてきたのですか?

 

実は、過去に一度男性と結婚しました。

もうすぐ二十歳になる息子が一人います。

私は高校生くらいの時に、「自分は女性が好き」という気持ちに気が付きました。

女性ともお付き合いしてみましたが、

世間体を気にするようになり、男性とお付き合いをするようになりました。

私は子供が大好きだったので、子供が欲しいと思っていました。

女性ともお付き合いをしていく中で、やっぱりこの世界では生きていきにくいと思ったので男性と結婚するという人生を選びました。

でも、長くは続きませんでしたけど。

 

 

大平通り商店街

(那覇市・大衡通り商店街のお写真。かわいいクレープ屋さん)

 

Q 離婚の理由はMさんのセクシャルが問題になったのでしょうか?

 

いいえ。相手はこのことを知らなかったと思います。

性格の不一致といいますか、普通に夫婦生活が破綻したんです(笑)

子供がまだ一歳半で別居しました。

結婚生活は長く続きませんでしたね。

しばらくは、子供と実家に住んでいました。

それから、当時付き合っていた彼女と一緒に3人で住むようになりました。

その時、家を出る時は親に「友達と住むから」と説明していました。

その彼女との生活は6年間続きましたね。

子供が、確か小学校4年制の頃にお別れをして、その後は何年も恋人はいませんでした。

 

 

Q Mさんは、いつもどのように出会っていたのでしょうか?

 

いつも掲示板ですね。

初めはメル友、電話から始まって、実際に会うという感じです。

 

大平通り商店街

(那覇市・大平通り商店街のお写真)

 

Q アプリも使用したことありますか?

 

Freeeのアプリを利用したことはありがすが、実際に会ったことはありません。

今の子達はこのようなおんがさんのサイトや、アプリなどいろんなものがあっていいですよね。

昔は掲示板しかなかったので、羨ましいなと思います。

実際、掲示板では自傷行為をしてそれで目を引こうとしたり、依存するようなタイプの女の子も存在します。

他にも、ネカマ(なりすまし)や悪戯、冷やかしもありましたね。

だから、私達マイノリティーにとっておんがさんのような方がいると嬉しいです。

だからジモティーでおんがさんの投稿を見つけて、協力したいと思いました。

当事者じゃないのに、どうしてこの活動をしているのかなと思いました。

ありがたいですね。

私にも協力できることがあったら、協力するので、言ってくださいね!

 

(すごく本当に嬉しいお言葉です。心強いです!)

 

 

Q 掲示板以外にも、出会いの場所はありますか?

 

うーん。

詳しくは知らないのですが、ビアンBARというものが沖縄には今2店舗くらいあるらしいですよ。

私は桜坂のゲイなどの集まる、ミックスBARにいったことがあります。

でも、そこでは出会えませんよね。

自分を偽らずにいられる安心の空間で居心地はいいのですが、顔見知りの集まりという「仲間」という感覚ですね。

恋人探しは難しいと思います。

 

 

Q Mさんのタイプはどんな方でしょうか?

 

外見は20%くらいで、中身が80%です。

一応外見も見ますよね。

これは男女の恋愛でも同じですよね(笑)

外見は女性らしいとか、ボーイッシュとか、中性的とかこだわりはありません。

ただ、その方が自分のことを「女性」と思っている人がいいです。

「性認識が女性」ということです。

自分のことを「男性として扱って欲しい」という方は、私とは合わないと思います。

なので、外見が男性に近くても自分を「女性」をいう認識であれば、私の恋愛対象になります。

 

 

 

Q Mさんは九州の出身ですが、沖縄に来た理由はなんですか?

 

実は、私は沖縄に移住してまだ2年なんです。

移住の理由は沖縄に恋人ができたから。

掲示板で出会いました。

それまでは九州と、沖縄県で4年間遠距離をしていました。

息子も大きくなり、家をでることになったのでそのタイミングで私も「じゃあ、お母さんも」と。

私は沖縄県に移住をしました。

二人で旅立ちました(笑)

 

 

Q 子供の旅立ちと共に、お母さんも旅立つってすごい行動力ですね。とっても素敵だと思います。

 

ありがとうございます(笑)

息子も旅立つしね、いいじゃないですか。

それで沖縄に来て、彼女と一緒に住むようになりました。

将来的には、息子の近くで暮らしたいと思っています。

でも、実は先月その恋人とお別れしたんです(笑)

まだ一緒に住んでいますが、恋愛関係というものは終わったという感じです。

 

インタビュー おんが レズビアン

 

 

Q お別れをした理由を教えて頂けますか?

 

実は、彼女は周囲の人間にカミングアウトをしていなかったのです。

私はずっと「友達」「同居人」ということになっていました。

私はオープンで、隠していなかったんですけど。

そういうこともあって、モヤモヤというかイライラが溜まっていったのかもしれません。

 

 

Q Mさんは九州から移住してきたのにずっと「友達」というのはちょっと悲しいですね

 

そうなんですよ。

あと、一緒に住んでいて彼女の方が、家族という感覚に近くなっていたようなんです。

まだ「恋人」という恋愛をしていたい私と、「家族」と感じている相手。

その温度差もあったりして、お別れをすることになりました。

別れる理由は、普通の男女に恋愛と似たようなものです。

 

 

Q 那覇市のパートナーシップ制度を利用しようと思ったことはありますか?

 

私は、そこに特に魅力を感じませんでしたね。

だって、法的に国から認められる「結婚」とは違う。

市町村でだけだし、生命保険の受取ができるとかその程度なので。

あまり形式にこだわりはありませんでしたね。

若いうちは、こういう1つの目に見える形式で「絆」というものに憧れていたかも知れないけど、年を重ねた今大切なのは「目に見えるものではない」と思っています。

 

テレビでは、パートナーシップ制度や条例を結んだ芸能人が、ディズニーランドで結婚式をしたのを見たことがあります。

でも、すぐに離婚したとか、別れたというニュースを見ると

パートナーシップ制度は、軽く見られているように感じますね。

そういうこともあり、パートナーシップ制度に私はあまり魅力を感じていませんね。

「結婚」だったら魅力を感じます。

 

 

 

Q レズビアンの皆さんにとって、幸せな出会いとはどのようなものだと思いますか?

 

うーん、難しいですね。

おんがさんがやってくれていることだと思います。

特に沖縄は世間体を気にするから、カミングアウトとかも本当にしにくいです。

誰にも知られたくないと思っている人が多いので

このようなサイトを作ってくれて本当にありがたいです。

おんがさんはご自分でサイトを作って、旦那さんもこの活動に理解してくれているんですよね。

私も協力したいと思いますね。

何か困ったことあれば、聞いてくださいね。

 

レズビアン インタビュー 沖縄

 

 

Mさんこれまでの人生のお話を赤裸々に、笑顔たっぷりでお話してくださりました。

子供と一緒にお母さんも旅立つなど、とてもパワフルでエネルギッシュですよね。

心のままに生きていきたいと思っている私には、Mさんはすごくキラキラして見えました。

明るいMさんのおかげで話が盛り上がり、とっても楽しい時間を過ごすことができました。

私の活動を喜んでくださる、生の声が聞けて嬉しかったです。

私は当事者ではないけれども、だからこそできることもあると確信しましたね。

やっぱり、実際会ってお話を聞くことができるインタビューは私自身の力にもなります。

Mさん、本日はインタビューを受けてくださりありがとうございました。

全ての出逢いに感謝致します。

 

無料相談 LINEオンライン面談

 

沖縄県にお住まいのレズビアンさんへインタビューの協力のお願い

 

過去に女性とお付き合いをしたことがある女性。

女性が好きな女性。

レズビアンの方。

もし、よかったら30分〜1時間程お話を聞かせて頂けませんか?

匿名ニックネームで可能です。

ご連絡をくれた方の近くまでおんがが行きますので、「お話聞かせてもいいよ」という方がいましたらご協力お願い致します。

報酬は飲食代をごちそうさせて下さい。

お問い合わせ用LINEから、お問い合わせお待ちしております。

 

 

前回のインタビュー記事はこちらです。

インタビューブログ「日本人は人と違うところを指差すけど、海外の人は共通するところを探す」

 

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