皆様こんにちわ。
Lezbian Connection(レズビアンコネクション)のコンシェルジュ恩河(おんが)です。
本日は皆様に、百合漫画が初めての方も、どんな人でもほっこり楽しめる百合漫画「作りたい女と食べたい女」をご紹介いたします。
この漫画は「なんだかモヤモヤする」「この気持ちは一体なんだろう」と初めての感情に戸惑い、自分自身がレズビアンであることに気がついたり、レズビアンかもしれないと悩んでいる方へ是非読んで欲しいと思いました。
その理由は、この漫画の中の女性も自分がレズビアンであることに気がつき驚き、戸惑う模様が描かれています。
さらにセクシャルに関することだけでなく、体型・食べ方など、女性が生きる上でモヤっとする、不愉快な感じだったりを、シリアスになりすぎない程度に、盛り込まれており、女性が共感できる部分がたくさんありました。
なので多くの女性に「あなたはひとりじゃない」というメッセージを込めて、皆様にご紹介したいと思いました。
百合漫画とは?
まず初めに、皆様は「百合漫画」というものをご存知でしょうか?
このブログを読まれている多くの皆さまの多くがすでにご存知だとは思いますが、初めて聞いた方もいるかもしれませんので、ご説明いたしますね。
百合漫画とは、女性同士の恋愛を描いた漫画のことを言います。1970年代に男性同性愛者は「薔薇族」と呼ばれており、その対義語として「百合族」という言葉が生まれたといわれています。
女性同士の恋愛だけでなく、恋愛に近い友愛なども含めて広く、百合と表現されることもあるそうです。
「作りたい女と食べたい女」は、私が初めイメージしていた百合漫画とは全く違っていました。
もちろん、いい意味でです。
「作りたい女と食べたい女」のあらすじ
「作りたい女と食べたい女」のあらすじをお伝えいたします。
主人公は二人の女性。
一人暮らしで少食だけど、料理が大好きな野本さんは、もっといろんな料理を作りたいけれども、食べる人がいないから、作れないというジレンマを抱えています。
そんな時、お隣に住む春日さんという食べることが大好きな女性と出会います。
ある日、うっかり料理を作りすぎた野本さんは、お隣の春日さんに勇気を出して夕飯を食べないかと声をかけます。
ここから、二人の物語が始まります。
それから、漫画の読み初めに注意書きがされており、この配慮も大切だなと思いました。
読み始めに「性的マイノリティーへの差別的構造がある現実社会を描くため、一部で差別的に使われる用語の使用や精神的ストレスを感じられる可能性がある場面の描写を含みます〜」と行った内容の注意書きが一言あります。
初めに、この注意書きがあることで作品の意図を感じることが出来たし、初めに伝えてくれたことで、読む方への配慮・優しさがあるとを感じました。
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百合漫画を初めて読む方にも、老若男女問わずお勧めの理由
恥ずかしながら私は百合漫画の存在を知ったのは最近でして、会員様に教えて頂いて知りました。
私にとって、「作りたい女と食べたい女」が初めての百合漫画でしたが、実は読み始めたのは百合漫画とあまり認識せずに、良い感想のレビューが多く、なんとなくお試しを読み始めたのがきっかけだったのです。
読んでいると「私はレズビアンだ」ということに気がつく主人公の姿がありました。幼いころからの言葉にできないモヤモヤや、周囲から押し付けられていた価値観への違和感などの点と点が紐付けられたような、瞬間のようでした。
そんな主人公の心情も描きつつ、二人はご飯を食べることでお互いが癒やされていきます。
自分がレズビアンだと気がついた主人公ははっきりと「お付き合いがしたい!」と自分の中の「好き」という感情を感じます。
今後の展開がどうなるのか、とても気になります。
この作品はまだ一巻だけなので10分ほどで読めてしまいますが、終わるのが寂しかったです。
もうすでに二巻が出るのが、ものすごく待ち遠しい気持ちになりましたよ。
百合漫画を初めて読んだ私も、すぐにその世界観に浸り、今の日本の問題も投げつつ、ストーリーはほっこり温かくてすぐに大好きな作品になりました。
一巻しかないのでお仕事が忙しい方にも、漫画は普段あまり読まない方にもとてもおすすめの作品です。
「作りたい女と食べたい女」の感想・レビューをご紹介
私がレビューで、惹かれたようにネット上の感想をご紹介いたします。
レビューもとても感慨深いものだったので、多めに掲載しようと思います。
この作品で私自信、これまでの勝手に想像していた百合漫画に対する考え方が変わったし、今まで思い込みで持っていたイメージがあったことに気付かされました。
社会に斬り込みを入れ、人々に新たな気づきを与えつつ、ほっこりと優しい気持ちにさせてくれる、このような素晴らしい百合漫画をもっと読みたいと思いました。
ついに購入😍😍😍
ほんと読むとなんだか幸せになれる🥰🥰🥰
ご飯作ることと食べることがもっと好きになれそう🥰🥰🥰#作りたい女と食べたい女
🐭 pic.twitter.com/ZCc0SP9LLV— 🐥あいよし🐭 (@ai_yoshi27) October 4, 2021
子供の頃から異性愛押し付けられてぺしゃんこになりそうな気持ちをずっと抱えてきたから、没入感が凄かった。
「日本には同性愛差別はない」と言われがちだけど、丁寧な注意書きを付けて、レズビアンに投げ掛けられる差別的な言葉をリアルに描いてくれたところに誠実さを感じた。#つくたべ感想 https://t.co/6UFdszPVIL— くらげ (@puyuxxx) September 17, 2021
私も野本さんと同じことしてた。街中の広告、美容室の雑誌、TV、その全てから「正しさ」を押し付けられてる気分で。そして「私はおかしいんじゃないか?」という不安に押しつぶされそうになって、自分とは何かを必死で調べて「レズビアン」で検索して出てくるのはAVという絶望。#つくたべ感想 https://t.co/8D2N9G921C
— 蔦野白🌿𝓑𝔂𝓪𝓴𝓾 𝓣𝓼𝓾𝓽𝓪𝓷𝓸🌿 (@Byaku_Tsutano) September 17, 2021
注意書きなんてされたことなかったから「こんなに優しくされていいんだ」と思ったし、男性と付き合ってみてダメだったというパッチテストを通らなくても「自分がどうあるか自分で決めていいんだ」と思った すごくゆるされた気持ちになって泣いたし、野本さんの気持ちがすごく愛おしい#つくたべ感想
— かしわばら (@kasiwabarabara) September 17, 2021
作りたい女と食べたい女16話。当事者でもない私が読んでてもしんどくなるシーンがあったので、当事者だと本当にキツくなるって方がいると思う。注意書きがあってよかったと思います。#つくたべ感想
— しょじょじ🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅 (@sho_jo_ji) September 17, 2021
“アセクシュアル”という単語を知ったのも、この作品がキッカケ。霧みたいなモヤモヤとした違和感がカタチになって現れた。
コメント欄に連なる悩みを抱えていた多くの方々の感想を読みながら「自分だけじゃない」という安心感をこの作品は私に与えてくれた。#作りたい女と食べたい女 #つくたべ感想 https://t.co/AvR5SFgFvY— hashinoco (@hashinoco) September 17, 2021
発言に、言った人が悪意を持っていなくても傷ついてしまう人がいることを今回気付かされた。異性が好きでも同性が好きでも、または恋愛しなくてもいい。誰かを消費したりされたりするのではなく人が人としてお互いに尊厳を持てる社会であって欲しい。#つくたべ感想
— ノラえもん (@natsuyashahime) September 17, 2021
いかがでしたでしょうか?
作品をまだ読まなくても、レビューを見るだけでも「作りたい女と食べたい女」が多くの読者に感動と、さまざまな影響を与えたことがわかるし、愛されている作品だということがわかります。
気になった方はこちらのebookjapanから「作りたい女と食べたい女」がご覧になれます。
まずは、無料お試し読みから可能です。
これからも皆様にお勧めの作品をご紹介していきますね。
「これもいいよ」というものがあれば教えていただけると嬉しいです。
最後までご覧下さりありがとうございました。
また次のブログで会いましょう。