皆様こんにちわ。
Lesbian Connection(レズビアンコネクション)の恩河(おんが)です。
先日、久高島ワンデーツアー行ってきました。
今回のイベントは東京、沖縄と緊急事態宣言が延長になったことにより、最少人数での決行となりましたが、この日は天候も良く、無事に久高島ツアーを開催することができました。
沖縄は台風もあったので天候に恵まれ、この日久高島に行けたことに感謝です。
参加者の皆様は、初めての久高島に感動していました。
今回参加できなかった皆様、遠方にお住まいの方。
久高島のお写真どうぞ御覧ください。
久高島のエネルギーを感じ取って下さい。
久高島ワンデーツアー・揺れる高速船
県外からお越しの参加者様をお迎えし、安座真港にて全員集合しました。
今回、県外からの参加者様には、麦わら帽子と草履をプレゼントさせて頂きました。
すぐに帽子を着用してくれて、うれしかったです。とてもお似合いでした♪
久高島は安座真港から高速船で15分。
土曜日は、観光客の方が大勢いて、満席でしたので私は船の後ろのデッキに乗りました。
さすが高速船。
揺れがすごくて、手を離すと海に、放り出されそうでした。
参加者様と必死に、デッキにしがみついてましたね。
船があまり得意ではない私達にとってはこんなに怖いと思っていませんでした。
一緒にデッキに乗った参加者様を驚かせちゃいました、申し訳ありません。。。
船の中からの様子はこんな風に波が見えます。
船が波にぶつかって浮くと、ジェットコースターに乗っている気分。
島へ渡る船には、このように住民の買い物も一緒に運ばれます。
島には、コンビニもスーパーもないので、このように食べ物、生活必需品も全て船に乗って運ばれます。
島の様子が垣間見れますね。
久高島が近くなると、スーッと空気が冷たく感じました。
デッキに乗っていた参加者様と二人で「なんだか空気が冷たい。気持ちいいですね」と話しました。
どんな1日になるのか、ワクワクしてきます。
久高島へ到着、空気が気持ちいい
久高島の徳仁港へ降り立ちます。
「本日は、お邪魔させていただきます」と心の中でご挨拶。
小さくて静かな、港。
太陽がジリジリと照りつけ、熱中症が心配なので、皆さんに水分摂取の声掛けをしながら始まりました。
参加者同士の自己紹介してご挨拶。
自転車で回る方も、徒歩で回る方もいましたので、自由行動になりました。
久高島を歩いていると、ヤドカリが足元に。
こんにちわ。
このままでは踏まれてしまうかもしれない。。
生き物が大好きな、優しい参加者様が後ほど、浜に運んでいました。
途中で大きな木が。
ガジュマルかと思ったけど、よく見たら違いました。
何百年の歴史を感じる木。
ぐるぐると枝が巻き付き、風が吹くと気持ちいい。
波の音と、風の音と、島に入るとずっと「自然の音」がします。
壮大な音楽を聞いているような気分。
ここで写真撮影タイムしました。
久高島には何箇所も浜があります。
自転車をとめて立ち寄ります。
数メートル先の景色に胸を踊らせます。
久高島の浜には、言い伝えがあります。
島の中に何箇所も、祈りを捧げる神聖な場所があります。
どの場所も、とても美しくて、癒やされます。
参加者様は、大きなリュックに絵を書く道具を持参し、浜で絵を書いている方もいました。
島を、思い思いに堪能される皆様。
人の手のつけられていない浜は、自然が豊かでとても綺麗。
感動します。
ふと、足元には可愛い石がゴロゴロ。
きっと、誰かが並べたような。
つい持って帰りたくなるけれども、久高島の貴重な財産なので石や砂は持ち帰りは禁止です。
カベール岬(ハビャーン)へ続く、真っ白な一本道。
船で15分の場所とは思えない、まるで、別世界に感じました。
同じ沖縄でも、全然違う雰囲気の久高島。
豊かな大自然に、胸を打たれます。
ハビャーン(カベール岬)
ここは昔、アマミキヨの到着した霊地と言われています。
旧暦の1月には岬で一年中の大量祈願が行われるそうです。
久高島では、年間約20回ほどの祭祀行事が行われます。
ちなみに、行事のときには、久高島には立ち入れません。
久高島に行く際は、前もって日程を確認しないと渡れないこともあるのでご注意下さいね。
青と白のデコレーションの景色に、吸い込まれそう。
私も参加者様も「眠たいですよね」と島についたときからお話していました。
なんだか、不思議。
私は毎回、久高島に行ったら眠たくなるんですよね。
寝不足ではないですよ。ボーッとするんです。
参加者の皆様は、ハビャーンで好きな場所に座って過ごしていました。
眠ったり、絵を書いたり。思いにふけっていました。
久高島にはコンビニもスーパーもなく、トイレも近くにありません。
しかし、この大自然と海を眺めていると胸がいっぱいになりました。
何もないということは、「在る」ことであると、確信しました。
久高島でのお食事タイム。
3時間以上外で動いていたので、そろそろ休憩です。
島では、屋根のある休憩場所はかなり少ないので、定期的に休まなければすぐに熱中症になる危険があります。
新型コロナウイルスの影響もあるのか、久高島のお食事場処は少なかったですね。
港の近くにある、レストランにてお食事。
冷たいお水と、クーラーが熱を帯びた体を冷ましてくれました。
こちらは、ニガナ和え定食。沖縄の野菜です。
こちらはマグロ丼。
他にも、イラブー汁を頼んでいる参加者様もいましたよ。
イラブーとは沖縄で言うウミヘビのことです。皮もついていたみたいです!
久高島でイラブー汁を食べると決めていたようで、お味はとても美味しかったと言っていました。
月桃の葉に包まれた、沖縄のムーチーも。
このレストランでは島のおじいさんや他の観光客も、ゆっくりお食事休憩していましたよ。
お食事の後は、また少し島を巡りました。
ここはクボウウタキといって、沖縄の七御の1つで最高の霊地と言われています。
拝みをしている方々がいました。
ある、場所からは何人たりとも立ち入り禁止の空間です。
木々に囲まれた空間は、ひんやりしていました。
いよいよ久高島から帰ります
帰り高速船ではなく、フェリー。
島を満喫していると、あっという間に帰る時間になりました。
帰りの船では程よい疲れと、気持ちのいいクーラーで、うたた寝ちそうな心地よさでした。
「ありがとうございました」
と久高島に別れを告げました。
参加者様からの感想いただきました
この度は久高島へ訪問する縁を得ることができ、とても光栄でした。
久高島の存在は7年前に聞いて以来、「いずれ久高島に行くことになる。」と確信めいたものを感じていました。2年前に沖縄へ訪れた際、偶然にも購入した本が久高島に関するものでした。
渡航する直前で緊急事態宣言が出され、事態を見守っていましたが神様は待っていてくださったのか、狭間を潜り抜けたような形で久高島へ行く運びとなったことは今でも強く印象に残っています。
久高島は壮観で鮮やかでどこか切なく、手付かずの自然に触れたことで、人は自然によって生かされているのだと強く感じました。
本当に怖いのは自然であり、人なんかは自然の脅威には敵わない。そのことを強く痛感しました。
当時に、今私達を様々な形で問うているウイルスの存在も自然の一部なのだと教えてもらいました。
やっとのことで港へ辿り着き、イラブー汁を食べたら、とても美味しく、空の心と体に染み込む味でした。
また次も訪れたいと思いました。帰り、私の不手際により大幅に時間を取っていただきましたこと、とても嬉しかったです。
色々なこと、全般に渡って対応いただき本当にありがとうございました。無事帰京した後、今回一緒に久高島へ訪れた友人から「突然発生した台風の影響で沖縄は19日から暴風域に入ったようだよ。」と連絡が入りました。
もし一日でもズレていたら帰れなかったかもしれないと思うと、このタイミングで行けたことに計り知れないご縁と転機を感じました。
このことも心に留め、これからの日々を過ごしていきます。追伸
久高島へ行くと変化が起こると言われていたので、ある意味覚悟して行った所、帰京した後から早速変化の渦が起きています。過去のことに向き合わされる出来事が起き、そのことを通して、過去ではなく、今ここに生きている事の再確認ができました。
私にとっては2021年7月17日が行くべき日だったんだなと強く感じました。
初めての久高島!
船が島に着いた途端に感じるひんやりとした風。
すべて自然そのもので目の前に広がる広い海、波の音、青い空、道をチョロチョロ横断するトカゲ、ヤドカリ全てが癒しに包まれた神の島でした
先日は、ありがとうございました。
本当に、お話できたご縁も、とても嬉しかったです。
あれやこれや送迎場所のご配慮やハプニングにも親身に対応して頂き、本当にありがとうございました。
島にも、言葉にできない、内面の変化のきっかけや、原動力、気付きや学びも、多く頂きましたが、
完全に自然だけが全てを呑み込んでいるわけではなく、かといって人の力と自然が喧嘩している部分も感じられず、人と絶妙に共存している、人も自然に合わせ、自然も人を包み込んでいる、離島とはいえこんな絶妙なバランスを保てる場所がまだあるのだと、そしてそれこそが沖縄らしさだなと、肌で感じました。
きっと、それが無理のない形で在るから、人にも優しさを感じられるのでしょうし、畏敬の念を持って接するから自然も応えてくれるのでしょうし、それを人が守るわけでもなく自然が守るわけでもなく、「神の島」という、人と自然が融合したものがどちらともなく自分達を、守っていくのでしょうね。
この度はとても貴重な経験の機会を、本当にありがとうございました。
そして沖縄で同学年の方と知り合えたこと、とても嬉しいです(^^)
全てのご縁に感謝です。
感想をくださった参加者様、ありがとうございます。
久高島で、それぞれ感じたものがあるようで、とても嬉しいです。
参加者の皆様には、8月中に久高島ツアーのミニアルバムをプレゼント致しますので、少々お待ち下さいね。
今回の久高島ワンデーツアーは皆様に、日常生活を離れて、「非日常」を体験してほしかったのです。
日々の忙しさ、悩み、ストレスを忘れて、久高島の大自然に癒やされてほしいと思いました。
久高島という聖なる島で、新たな出会いと、ありのままの自分と向き合うという「特別な時間」を皆様に過ごしてほいと思い、開催しました。
ありがたいことに、沖縄県・県外からも「行きたかった」「羨ましい」というお声を頂きました。
このご時世なので、大人数でのイベントはできませんが、参加された皆様、ありがとうございました。
久高島に渡るには、それぞれタイミングがあると思います。
今回、参加できなかった皆様にも是非いつか久高島に渡って、言葉にできない満たされる、感覚や気付きを味わって見て下さい。
参加者の皆様、久高島へ感謝します。
これからも、Lesbian Connectionは皆様に喜んで頂けるものを作って行きたいと思います。
最後まで、ご覧下さりありがとうございます。