皆様こんにちわ。
レズビアン結婚相談所2wifey(トゥーワイフィー)のコンシェルジュ恩河(おんが)です。
本日のインタビューは東京都でレズビアンオフ会「AINOWA」を運営している藤巻日菜乃さんこと、ひなちゃん、24歳にお話を伺いました。
ひなちゃんは、自分自身がレズビアンであることで長年悩み、何かを探すように男性や女性とお付き合いをしていろんな気持ちを体験してきました。
だからこそ、同じ思いで思い悩んでいる多くのセクマイ女性が交流できるレズビアンオフ会を運営をスタート。
ひなちゃんは以前の那覇市のサロンで開催したキャンドルナイトオフ会にも、はるばる東京から参加してくださいました。ありがとうございます。
私のラジオにも出演していただきましたので、その時のお話も交えて、今回はインタビューブログにまとめさせていただきました。
それでは皆様どうぞ、東京で最後まで御覧ください。
(ひなちゃん、お会いできて嬉しいです。本日はよろしくお願いします)
初めて女性を好きだと感じた瞬間
初めて女性を好きになったのは、高校生の時にバレー部に所属していたときですね。
同じバレー部の子と両思いになれて、運良く付き合うことができました。当時、私は比較的オープンなタイプだったけど、彼女の方が秘密主義なところが多くて、お付き合いをしていることは仲の良い友達にしか打ち明けていませんでした。
でも、自分が女性を好きになると思っていなかったのでとても戸惑っていた気持ちもあります。
なので男の子に浮気をしてみたりして、自分の気持ちを確かめることをしていました。
高校から24歳まで、約10年くらいはずっと悩んでいましたね。
かなり時間かかったけど今は色々と経験して、勉強をしたからいろんな気付きがあります。
今、もし悩んでいる人も自分探しの旅だと思って経験を楽しみながら過ごしてほしいなと思います。
やっぱり女性が好き
最近やっと、自分が恋愛的に男性を好きになれるけど、性的には好きになれないということに気がつきました。
それまではよくわからないまま男性ともお付き合いをしていたんですよね。
でも過去の経験値的には女性の方が多かったのですが、男性ともお付き合いをしてみた結果、あんまり上手くいかなかったんです。
今は八割くらいはレズビアンだと思っています。バイセクシャルの部分は二割くらいかな。
私の生き方は、女性が好きで女性と結婚したくて生きている。
だから、この女性が好きという部分が無くなると、私のアイデンティティーがなくなるから、名前を公開してオープンに活動するのに不安はありません。
三人兄弟の末っ子。
私は、おにいちゃん、おねえちゃんと、私の三人兄弟の末っ子です。
カミングアウトは親にも兄弟にもしていないですね。
このAINOWAの活動をしているのは誰も知らないと思うけど、今後この活動が軌道にのったら家族にも言おうかなと思っています。
私は親との関係性があんまり良くないと思っていて、今は自分の課題に向き合っているところなんですよね。
だからカミングアウトはしてもいいんだけど、今じゃないかな。
(暖かい午後の国際通りでさようなら。ひなちゃんと、あいかさん。)
AINOWAの名前の由来
2021年の6月から都内でのレズビアンオフ会を開催し始めたんですけど、この名前は4年程前から考えていたんですよね。
私自身がずっと孤独感を感じながら生きていた過去があったけど、今は色々学びを通して、人との繋がりを感じられるようになったんですよね。
おそらく、レズビアンオフ会に参加される方々も同じように「寂しい」とか「自分は一人」だと感じている人が多いと思うんです。
でもイベントを通して人と繋がることで、みんなで仲良くなれたらいいなと思って「愛の輪」でAINOWAにしました。
ちなみにロゴは元カノがデザイナーをしていて、作ってもらったものです。
元恋人は男性
前お付き合いをしていた方とは今年の元旦に別れたので、今はフリー歴11ヶ月目です。ってかもう一年たつんだ、早い(笑)
前の人は男性でした。2年くらい付き合っていましたね。
別れた理由は、彼が依存体質なところがあって私もそれを許しちゃっていたんです。
それで年月がたって共依存みたいな感じになって。
ちょっとやばいなって思ってたんですけど、大晦日に変な喧嘩しちゃって「もういいよね」ってなって別れましたね。
別れてぽっかり心に穴が空いたような感じとかはなくて、開放されたような感じがします。縛られていた感じたしていて。
でもきっと私も彼のことを縛っていた部分があったのかもしれません。
開放された感覚は、彼も同じ思いだと思います。
でも、彼とお付き合いをしたことで自分はやっぱり女性が好きだと確信することができたので、いい経験になったと思っています。
(穏やかな雰囲気のひなちゃん。運営者はモテるというナイショ話しも、、)
セクシャルで悩んでいた
これまで女の子と付き合うときは、ワクワクしてすんなりお付き合いができていました。
でも、悩みがなかったわけではなくて、去年位まで私はレズビアンなのか?バイセクシュアルなのか自分のことがわからないっていう気持ちがありました。
前付き合っていた人は男性でしたが、2年間お付き合いしている間、モヤモヤしていた気持ちも正直どこかにありましたね。
なんで男性と付き合っているんだろうとか、彼と肌を重ね合わせた後には後悔のような思いを感じることもあったんです。
そういう行為をすることが嫌いっていうことではないんですよ、でもなぜかわからないけど違和感をずっと感じていて、ジレンマっていうのかな。
彼氏がいた時期に、女の子と浮気をしたんだけどその時のしっくり具合がやばくて(笑)
やっぱり、女のこがいいなって思いました。
レズビアンオフ会AINOWA
レズビアンオフ会は10代の頃からいっていたけど、いい出会いはありませんでした。東京ではオフ会はたくさんあって、今はコロナで少し開催する人たちが減っているくらいです。
私は今年の6月から初めてレズビアンオフ会を開催し始めたんですけど、開始するときは怖さとか、不安はありませんでした。
逆にコロナの時期だったので繋がりの場所が必要だって思ったんですよね。
求められているって感じいたから、大学時代のFTXの友達に手伝ってもらって始めたんですけど、実際にイベントをすると15人集まりました。
AINOWAは参加者さんが穏やかな方が多くて、トラブルはあんまりないですね。参加される方はみんなとても素敵な方が多いです。
社交的な人が集まっている人のときは、私がいなくても勝手に盛り上がってくれているからいいんだけど。
すごく人見知りの人たちが多いときは、会話が盛り上がるようにサポートに徹しています。最終的にアンケートでは満足度が高いことが多くて、みんなが楽しんでくれてよかったって思います。
みんなが覚えているのはきっと最後の「楽しかった」っていう記憶だよね。きっと。
来年からは、もっと出会いの場が足りないところに開催をしていきたい。
レズビアンの方が幸せになれるような活動をしていきたいですね。
最終的な目的は、安心して自分らしく生きていけるようになるといいですね。
双極性障害
実は最近まで、すごく仕事を頑張っていた時期があったんですよね。
睡眠時間が2、3時間くらいだったんですけど自分では「いける」って思っていたんです。
でも、ある朝起きれなくなったのでおかしいなと思って、心も若干閉ざしている感じになっていたので病院に行くと双極性障害と言われました。
薬を飲むと、逆に落ち込んでしまうので今は薬を飲まずに、睡眠時間をしっかりとるようにしています。
双極性障害になったときは、仕事を複数していたんです。みんなそうだと思うけど、お金のために働いていました。
お尻に火がつくような緊張感のある仕事だったのでそれで頑張り過ぎてしまったのかなと思います。
私は結構行動的で、落ち着かせるようなリラックスできるサプリを飲んでいますね。
自分の心の声を聞くようにしていて、休みたい、帰りたい、って自分の心の声を聞くようにしているんです。
それで今は、体調もすごく良くなったので、前の全力ダッシュのような感じだったけど今はウォーキングの感じで。
のんびりと自分自身の調子をみながら、生活しているから人生楽しいです。
同じ病気で悩んでいる方にも、寄り添えると思うので、相談してもらえたらと思っています。
渋谷のど真ん中から鎌倉へ引っ越し
今は鎌倉のシェアハウスに住んでいます。山と海に囲まれています。
前は、渋谷のど真ん中に住んでいたんだけど、スクランブル交差点とか人が多すぎて疲れちゃったんです。鎌倉は海と山があるから逃げようと思ったんです(笑)
通勤は東京だけど、移動時間で仕事もできるから一時間くらいの移動は普通ですね。
(また一月のオフ会で会いましょうね)
沖縄県でAINOWA開催
【沖縄那覇】初心者でも楽しめる18〜25歳向けオフ会
参加費:4000円
【沖縄那覇】初心者でも楽しめる26〜39歳向けオフ会
参加費:4000円
私も、今回沖縄県のセクマイさんと出会って隠したり、誰にも言えないっていう環境を知った。
沖縄県は自由なイメージがあったけど、まだまだネガティブな要素が多いなと思いました。
言っては行けないとか、悪いものだと決めつけているのは自分だったりすると持っていて、周りの人は案外「それでもいいんじゃない」って思っている人もいるはずなんです。
でも、悩んでいる人がまだまだ多いと思うから、大好きな沖縄でも開催することにしました。
私みたいにオープンに活動している人もたくさんいるから、一人じゃないって安心してほしいですね。
AINOWAには同じ思いの人が集まるから安心して相談したり、恋愛のきっかけになると思います。
最後に
このブログを読まれているみなさんの中には、きっとひなちゃんと近い年齢の方も多いと思います。
自分が悩んだから、同じような気持ちの人を幸せにしてあげたい、力になりたい。
そう思うだけなら、きっと誰でもできるけど。
実際に、都内でレズビアンオフ会をほとんど一人で仕切って開催を続けているひなちゃんの行動力は尊敬できるものですよね。
沖縄県にも、ひなちゃんが来るので会ってみたい方は是非オフ会に足を運んでみてくださいね。
私も行くので、会場でお会いできること楽しみにしています。
最後までブログをご覧くださりありがとうございます。
また次のブログでお会いしましょう。
沖縄県の画家たけむらあいかさんのインタビューブログはこちら。