皆様こんにちわ。
Lezbian Connection(レズビアンコネクション)の恩河(おんが)です。
突然ですが、皆さんは「性教育」という言葉にどのようなイメージを持っていますか?
それから、性教育というものは何歳から始めたほうがいいと思いますか?
実は、性教育は生まれたときから、0歳から始まります。
驚きですよね。
お母さんが抱っこして、触れ合って、安心感・信頼関係を作ることが性教育の始まりです。
本日は、うちなー助産院さんが企画している「0歳から始める性教育」というZOOMセミナーに参加しましたので、その感想をブログに書きますね。
このお仕事を始めてから、私は「多様な性」について真剣に考えるようになりました。
幼い頃からの性教育が大切だなと感じることはあるけれども、実際どういう風にしたらいいのだろうか?
子供のころからきちんと「あなたはあなたのままでいい」「自分の体を大切にする」ということを伝えるには、どうしたらいいのか?
多様な性についてお勉強しました(^^)
とても素晴らしいことをたくさん教えて頂き、ありがとうございました。
講師は、沖縄県でEnaさくら助産院をされているよしざわさんがお話してくれました。
性教育についての講演会もされており、3児の子育て中のお母さんです。
私達は何歳ごろから性別を認識するようになるのでしょうか?
二歳半〜3歳では、性別を認識するようになります。
私の子供も二歳ですがもう自分を男の子だとしっかり、認識しています。
このころからの大人の言葉や、態度が子供にダイレクトに影響されて、無意識に価値観も形成されていきます。
「男だから」「女だから」そのように、決めつけてしまう言葉を使うのは気をつけましょう。
私達大人の脳裏にはこの価値観がすっかり、染み付いてしまっていますよね。
例えば、家事は女性がするもの。男性は強くて泣かないもの。
などイメージにありませんか?
女性が毎日料理・洗濯をしているけど、たまに男性が洗濯物をすると「すごい!いい旦那だね」「うちの息子素晴らしいでしょ」と言われる(笑)
女性からすると「たまにしかしないのに、なんで男性だけ褒められるのよ〜〜!!私も働いて毎日家事しているのに、誰にも褒められない、どうして女性がやって当たり前になっているの?」と思うこともあるんです。
家が汚い、家事がおろそかになると「自分はだめな妻だ、母親だ、他のお母さんはできているのにどうして自分はうまくできないのだろうか」と落ち込んでいく女性も多いです。
キャパオーバーでイライラして、そのどうしようもない気持ちは、子供にあたってしまうこともあるんです。
これは無意識に、これまで「男とは」「女とは」で刷り込まれた世間の価値観が影響していると思います。
一人一人が、自分らしく笑顔で生きるために。
「男だから」「女だから」という枠に閉じ込めた考え方を、取り壊すことが大切だと思います。
それは、小さな子どもの頃からの教育がとても大切なのです。
それから、人間の3大欲求と言われる「性欲」「睡眠欲」「食欲」
「性欲」と聞いて「??」と思う方もいるかもしれませんが、性欲とは「人と人が仲良くなる欲求」のことです。
「性欲」があるからこそ、人とのつながりを持ち、人生を輝かせることができるのだということを私は今日知りました。
まわりと違うことは変ではありません。
今は多様なセクシャリティの時代です。
LGBTQ+という言葉を一度は、聞いたことがあるのではないでしょうか?
セクシャルは男、女だけではないし、揺れ動くこともある、流動するものです。
そして、他人が「あなた男でしょ」と決めつけるものではなく、自分が決めるもの。
自分のセクシャルがわからなくても、それもオッケーなのです。
全ての人が自分らしく。好きなものを安心して好きって言える社会にしていきましょう。
いろんなセクシャリティがあってもいいのです。
一人一人違って当然なのですから。
「性教育」は親から子へのプレゼント。
この言葉を聞いて、私は胸に刺さりました。
本当に、そのとおりだと思います。
「性」の話は学校での保健体育だけではなく、禁句でも、タブーではなく、お家で親子さんが意識して楽しく教えることが大切です。
本日の発見、感じたことを周りの方にも言っていこうと思います。
このまま私は勉強していなければ、子供を守ることができなかったかもしれない。
無意識に、傷つけたり、型にはめてしまっていたかもしれない。
本当にそういう風に思いました。
子供に、お勧めの性教育の絵本も教えてくださり、私も周りの人にどんどん教えていきたいなと思います。
最後まで、お読みくださりありがとうございます。
また、次のブログでお会いしましょう。